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設立趣旨

我が国は地震・台風・大雨による水害等の自然災害が多く発生し、被災者も多く生まれています。台風や洪水は天気予報によりある程度予測でき避難や補強等の対策は可能ですが、地震については予知が難しく、 如何に被害を最小限に留めるか防災ではなく減災が限界であり、主として事後の対応にならざるを得ません。

昨今、国内外での大規模な地震により平常の生活を奪われる人々が生じ、その被災者のために医療人として何らかの役に立とうと医療ボランティアを志願する薬剤師が増えてきました。しかし志は崇高なのですが、実地に生かせる知識技能を有する人は多くありません。

一昨年の新潟県中越地震に於いて、現地の新潟県薬剤師会はそれなりに活動し被災者支援を果たしましたが、残念ながら医師・看護師等と連携したチーム医療の成立はまれで、各人のマンパワーを十分に生かすことは出来ませんでした。被災者支援の医療は縦割りではなく医師や看護師など他の医療職と連携してこそ十分に機能するものだったためです。

発起人代表が所属する東京都杉並区では、彼らが担当理事を務めていた当時、医師会(看護師は医師の傘下)、薬剤師会、歯科医師会、接骨師会及び行政からなる災害医療チームを発足させ、総合震災訓練では共通のオレンジ色の医療従事者用ベストを着用してトリアージを主とした医療救護訓練を行っており、それは現在も継続しています。また、日本医科大学を中心とした、国外の災害に対してJICA(国際協力機構)医療チームの一員として活動経験のある薬剤師とも交流を深め、災害現場で活動できる薬剤師の養成の必要性を認識し構想実現に向けて活動を開始、第38回日本薬剤師会学術大会<災害と薬剤師>分科会のシンポジウムに於いては座長兼コーディネーターやシンポジストとして参加する機会を得て、災害医療の重要性を啓発するに至りました。

他にも国外での救援活動の経験を有する日本赤十字社医療チームの薬剤師の賛同を得るに至り、今では良き協力者として共に歩みを進めています。

医療の原点とも言うべき災害医療は、効率ばかりを追求するのではなくて、医師のみ・薬剤師のみ・看護師のみでは成立しない、各々が従属関係ではなく独立した存在でありつつ連携し合う事によって成立するものと考えられます。それには前段階として、薬剤師組織内におけるジャンルを超えた薬剤師連携が不可欠です。本学会の役員構成は役員紹介からも明らかなように、開局薬剤師、病院薬剤師、薬局勤務薬剤師、日本赤十字社やJICA所属の薬剤師、から成っており、ジャンルを超えた関係を先取りしています。薬剤師連携から医療連携へ、今こそ医療の原点回帰が必要な時代ではないでしょうか。誰もが被災者に成り得る事態に対応する災害医療の普及・啓発と対応策の研究を目的として「日本災害医療薬剤師学会」を設立致しましたので、一人でも多くの薬剤師の入会と市民の方々の御理解と御支援をお願い致します。


                       2006年4月23日
                    発起人
                    代表  多田  治
                        西澤 健司
                        増田 道雄
                        村野 宏守
                        山岸 美恵子
                        渡邉 暁洋
プリンタ出力用画面



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